最近流行りのNFT。今まで描きためてきたイラストや、撮りためてきた傑作の写真を、世に出して売り出すチャンス。だけど、何となく難しそうで、やり方が分からない。
そんな風に感じて二の足を踏んでいる方、そんなことは全くありません。実は、たった6つの準備をするだけで、すぐにでも作品をNFTとして売り出すことができるようになります。
本記事では、NFTを売り出すための準備について、簡潔に・そしてわかりやすく解説していきます。
- 1. 作品データ、作品説明、プロフィールの用意
- 2. 仮想通貨取引サービス口座の開設
- 3. イーサリアムの用意
- 4. Twitterアカウントの用意
- 5. MetaMaskアカウントの用意
- LINEオープンチャットの新設のお知らせ
では、順番に見ていきましょう。
1. 作品データ、作品説明、プロフィールの用意
まず大切なのが、NFTとして出品する作品データを用意すること。今まで手書きのイラストを作成してきた方は、手書きの作品をスキャンしてデジタルデータにする必要がありますし、写真家であれば色味の補正を行う必要があるかしれません。
作品として世に出したときに自分自身が満足できるよう、最後の仕上げを行ったうえでデジタルデータ(JPG、PNG、GIFなどの画像データ)にしてください。
ちなみに手書きデータをスキャンする場合はコンビニプリンタでスキャンをする程度でも問題ありません。特にNFT専用のスキャン機などは存在しません。
また、作品自体がいくら美しく精巧でも、そのストーリーが伝わらなければ収集家には魅力的には見えません。自分自身の活動を熱く語るプロフィールストーリーとともに、作品についてもしっかり自分の思いを綴った文章を準備しましょう。
ちなみに日本語だけだと世界中の方々の眼には留まりにくいので、DeepL翻訳などを使用して英語文章を作成して添えることをお勧めします。
www.deepl.comこれでSTEP1はクリアです!
2. 仮想通貨取引サービス口座の開設
次に、仮想通貨取引サービス口座を開設しましょう。
NFTを作るためには、ガス代という手数料を払う必要がありますが、これは仮想通貨(イーサリアム)でなければ払えません。日本円を仮想通貨に交換するために、取引サービスの開設が必要になります。
有名どころで言えばコインチェックですが、後々の手数料の事を考えるとGMOコインなどの別のサービスをお勧めします。詳しくは下の検証記事からチェックしてみてください。
3. イーサリアムの用意
仮想通貨取引サービスを開設したら、今度はイーサリアムを購入しましょう(マーケットプレイスやブロックチェーンによっては、テゾスなど別の仮想通貨が必要な場合もありますが、今回は最も一般的なイーサリアムで考えていきます)。
イーサリアムを購入する場合は、およそ5万円分程度(0.1ETH程度)購入しておくことをお勧めします。このあたりの必要準備金については、下の記事をご参考にしてください。
4. Twitterアカウントの用意
いくつかのマーケットプレイスでは、ツイッターとの連携が必要な場合があります。また、NFTの宣伝を行うにあたって、ツイッターは非常に便利なツールになります。まだツイッターアカウントを持っていない方は、アカウントを作成しておくようにしましょう。
5. MetaMaskアカウントの用意
最後に、MetaMaskという仮想通貨ウォレットをインストールします。こちらは、今後NFTを出品していくためのアカウントの元そのものであり、同時に仮想通貨を補完するウォレットであり、また自分のNFT作品の生みの親が自分であることを示すための鍵のような働きをするソフトウェア(ブラウザエクステンション)です。
使い方を誤ると、第三者によって情報を盗み取られたりアカウントを乗っ取られる可能性があるので、下の記事を参考に、順番を守って作成してみましょう。
www.nftartists.bizこれで、全ての事前準備が整いました!
ここから先は、実際にどのようにしてNFTマーケットプレイスアカウントを作ってNFTを売り出していくのか、具体的手順を見ていきましょう。
LINEオープンチャットの新設のお知らせ
この度、より有益な情報発信や、NFT初心者の方々からの質疑応答を行えるよう、LINEオープンチャットを新設しました!ご興味のある方はぜひご参加くださいませ!